当社の強みでありメイン業務の「共同輸送・共同保管」は、危険品物流の効率化を目指したものですが、同時に鉄道貨物輸送を拡大することにより、環境負荷軽減にも繋がっています。また当社は、JR貨物グループとしては初となるメガソーラー発電所を開発。低炭素社会に寄与できるよう、物流業務だけでなく、幅広い視点で様々な取り組みを行っています。
貨物輸送における輸送量あたりの二酸化炭素排出量は、トラック輸送と比較すると約11分の1と試算される等、大幅に少なくなっています(国土交通省 運輸部門における二酸化炭素排出量(2021年度)のデータ)。当社は、石油専用列車だけではなくJRコンテナを用いた利用運送も手がけています。鉄道貨物輸送の更なる利用拡大を図り、二酸化炭素排出量の低減にさらに貢献していきます。
貨物輸送において、各輸送機関から排出される二酸化炭素の排出量を輸送量 (トンキロ:輸送した貨物の重量に輸送した距離を乗じたもの)で割り、単位輸送当たりの二酸化炭素排出量を試算すると、下図のようになります。
資料:国土交通省ホームページ(総合政策局環境政策課) 「運輸部門における二酸化炭素排出量」
地球温暖化が懸念されて以来、再生エネルギーが注目されています。地域のエネルギーインフラを支える当社は、再生可能エネルギーである太陽光発電に着目。JR貨物グループ初となるメガソーラー発電所を開発し、低炭素社会の実現に貢献しています。
所在地 | 長野県上田市 |
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敷地面積 | 13,789㎡ |
発電出力 | 約1.0MW |
予想発電量 | 約1,393MWh/年 |
電力販売先 | 中部電力株式会社 |
営業開始 | 2013年(平成25年)12月 |
「OT上田メガソーラー発電所」に続く、弊社2番目の太陽光発電所です。
所在地 | 栃木県河内郡上三川町 |
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敷地面積 | 11,881㎡ |
発電出力 | 約1.0MW |
予想発電量 | 約906MWh/年 |
電力販売先 | 東京電力株式会社 |
営業開始 | 2015年(平成27年)2月 |